手搾りの搾乳で腱鞘炎?
私が出産した病院では、手搾りでの搾乳が勧められていたため、上の子を出産した6か月くらいまではバカ正直に搾乳を行っていました。
しかし、1日に7回ほど搾乳し続けていたので、手は腱鞘炎になり哺乳瓶の消毒のために指はひび割れ、関節はパンパンに腫れていました。
この腫れはもしかして自己免疫不全(リウマチ)ではないか?と疑ったほどです。
この腱鞘炎は、1歳になるまでずっと続いていましたが、さすがに6か月で整形外科を受診することになりました。
整形外科で腱鞘炎と診断
上の子は夫に預け、搾乳を済ませてから次の搾乳までの時間を見繕って整形外科を受診しました。
院内は大変な混雑で、1時間は待たされたかと思います。
そして受診したところひどい腱鞘炎と診断されました。
ひどい肩こりも搾乳の弊害
ついでにひどい肩こり&肘もおかしい(病名は忘れました・・・。)、側弯症とも言われましたが、とにかく指の腱鞘炎がひどいことを訴えました。
しかし、症状の部位が指であることから湿布なども処方されず(処方したところで貼れないから)、腱鞘炎はとにかくその動作をやめること!と指導されました。
「いや、やめるのは少し難しいですね・・・」と答えた私に整形外科の医師は、肩に筋肉注射を打ってくれて肩こりは少し解消されたので腱鞘炎の痛みは乗り越えることにしました。
腱鞘炎の痛み
腱鞘炎の痛みは、最初は筋肉の疲労感や瞬間的な痛みでした。
そのうちに、指を曲げたりするときにずきずきと痛むようになり、終いには何もしていない状態でもズキズキと痛んで指全体が熱を持っているような状態でした。
関節全体が腫れ上がって、指が曲げにくくなって日常生活にも支障をきたすようになりました。
腱鞘炎と診断されてから
私はもともと根性論を持ち出すタイプで、痛いのは気のせい!と思うタイプです。
そして、母乳神話に踊らされて、母乳でなければ私は母親失格だと思い込んでいたため、死に物狂いで睡眠時間を削って搾乳し続けて母乳を与えていました。
その搾乳ももちろん、母乳育児推奨の病院の指導が手搾り限定だったためその洗脳?もあったと思います。
しかし、腱鞘炎と診断されてからは、正直赤ちゃんを抱っこするのも痛くて、つらい毎日でした。
そして、腱鞘炎と言われ、その動作をやめることが一番の解消法と言われてから、思い切って搾乳器を導入することに決めました。
搾乳器を導入してから
搾乳器を導入してから、腱鞘炎も徐々に良くなっていきました。
搾乳器を導入したからといっても、全く手搾りをしなくなったわけではないので弱い痛みは上の子が卒乳する1歳くらいまでは続きました。
しかし、寝不足もだいぶ解消されていったので、少しは精神的に落ち着いていました。
まとめ
今回は搾乳で腱鞘炎になったときのお話しました。
一旦、腱鞘炎になるとなかなか治りませんし、痛みも相当です。
もしも搾乳だけで赤ちゃんを育てていらっしゃるお母さんが腱鞘炎になってしまったなら搾乳器の導入を強くお勧めします。
赤ちゃんにとって一番の栄養はお母さんの笑顔であることを忘れないでくださいね。