裂状乳頭とは
裂状乳頭とは、乳頭に大きな溝ができている乳頭のことを指します。
おそらく通常の乳頭の方でしたら、ぷっくりと丸みを帯びた乳頭だと思いますが、裂状乳頭の方ですと乳首部分が少なくても2つに、多い方でしたら4~8分割になっている状態です。
インターネットで裂状乳頭に関する知識や情報は極端に少ないですよね。
しかし、それは母乳育児をする上であまり関係のないことからかもしれません!
妊娠後に知るおっぱいの奇形
私は上の子を妊娠するまで、自分のおっぱいが普通の人と違うことを知りませんでした。
そもそも人のおっぱいなんてじろじろ見ることはないし、乳頭が出ていないことに関しても赤ちゃんができればそのうち出るのだろ~♪とのんきに構えていたのを思い出します。
しかし、実際には私の乳頭は普通の人とは違っていて、母乳育児をするのにとても苦労の多い乳頭だったのです。
しかも、インターネットで調べてみても裂状乳頭や巨大乳頭、陥没乳頭が乳頭の奇形なんていう書かれ方をするものだから余計に落ち込みましたね。
裂状乳頭では母乳育児は問題ない
そんな裂状乳頭ですが、母乳育児をする上ではそれほど困難になることはないと思います。
私自身、乳頭が巨大乳頭で裂状乳頭で陥没乳頭でしたが、母乳育児をすることで困難だと感じたのは、1位陥没乳頭、2位巨大乳頭、3位裂状乳頭の順番です。
もしもあなたが、陥没していない裂状乳頭だけでしたら、母乳育児もそれほど難しくないと思いますよ。
裂状乳頭の母乳育児のポイント
裂状乳頭の母乳育児のポイントは、おっぱいを深くくわえさせるということです。
くわえ方が甘いと赤ちゃんがしっかりと母乳を飲むことができません。
しかも、私の場合は上と下に乳頭が分かれていたので、上の部分の乳頭だけ赤ちゃんがくわえて吸ってしまうので授乳がうまくいきませんでした。
新生児のうちは苦労するかもしれませんが、赤ちゃんの口が大きくなるにつれてくわえる範囲も広がりますので、最初だけがんばってみましょう。
裂状乳頭の対策
裂状乳頭の方も陥没乳頭の方と同様に乳頭吸引器が役に立つと思います。
実際にトータル3年近く授乳をしてみて乳頭のカタチは変わる!ということを実感しています。
裂状乳頭の人も毎日少しずつでも引っ張って刺激を加えていけば、乳頭の形も少しは良くなるかもしれません。
(一番は赤ちゃんに吸ってもらうのが吸引力が強くて治りやすいのですがね・・・。)
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ピジョンの乳頭吸引器はカネソンの乳頭吸引器よりも乳頭が大きい人にも使えると思うので、巨大乳頭の方にもおすすめです。
裂状乳頭のカタチ
いつか描いた画像をアップしようと思いますが、私の裂状乳頭のカタチは、中心部分が極度にへこんでいて、アヒルの口のようになっています。
右か左かで言ったら左の方が状態が悪く乳頭が上下に分かれているだけでなくぼこぼこしている状態です。
ちなみに陥没乳頭なのも左の方が状態がひどいので、胸の発育の際に何らかの原因があったのかもしれませんね。。。
まとめ
今回は裂状乳頭についてお話しました。
私自身の乳頭が奇形であるとインターネットで見た日から落ち込んでしまったのを思い出します。
ただ、おそらくみなさん口に出していないだけで、乳頭に一般的ということはないように思いますよ。
そして、陥没乳頭でも裂状乳頭でも母乳育児は頑張ればできますが、お母さんが少しでもつらいな・・・と思ったらミルクでお休みしてもいいと思います。
完全母乳になる必要は全くないと思うので、母乳育児はお母さんと赤ちゃんとのコミュニケーションの一環だと思います。
そんな至福のコミュニケーションの時間に母乳育児ができない!というギスギス気持ちでやるよりかは、お母さんの気持ちにゆとりがある方が良いと思いますよ。