うつ病 ダイエット方法

うつ病で体重増加!激太りでうつがひどくなった時にしたダイエットは?

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うつ病で体重増加

私は長い間、肥満児として生活していましたが、高校生くらいになるとやっとぽっちゃりという感じの体型になりました。

小6でMax72kgを経験し、その後、思春期独特のストレス食いなどが混ざって、中学生の頃には確か80kg台目前だったような…。

高校生の頃は少しは美に目覚め、60kg後半をキープ(キープするような体重じゃないですけど^^;)

やっぱり肥満児だったこともあって、自己肯定感の低い子どもで大学受験に失敗したことを契機にどんどん、うつ病へのカウントダウンが始まっていったんですね。

そして、うつ病(最終的に躁うつ病=双極性障害)と診断されて大量の薬を飲んでいた頃は、手元にある体重計の記録では90.3kgと残っています!

しかし、結果として、うつ病になりやすいタイプではありますが、今では薬を服用せずになんとか過ごしていますし、双極性障害の薬を減薬して何とか第2子も授かることができました。

しかも!最初は、ダイエットのために始めた運動がうつ病を軽くすることができたのです。

今回は少し暗い話が多くなってしまいますが、ぜひ、今、うつ病の人で激太りして苦しんでいる人に読んで欲しい記事にしていきたいと思います。

もともと肥満だった上にさらに激太り

元々も60kg後半くらいで確かに太ってはいましたが、人生が嫌になるほどではなかったんです。

しかし、結婚・妊娠・出産を経験して、更にうつ病は加速し、体重は増え、『生きるのさえ嫌になった』体重になりました。

足はパンパンに浮腫んで、顔やお腹周りもパンパン。

子どもがいるからなんとか生きている。。。というような状態でした。

うつ病になったきっかけ

大学受験失敗をきっかけにアルバイトをしながら通信制大学に通っていました。

しかし、そんな生活も長くは続かず…。

周りの高校時代の友達は大学生活を謳歌して、海外旅行にいってきた等、

facebookやmixiといったSNSが流行り始めた頃でいろいろな話を聞いてはどんどん気持ちはふさぎ込みがちになっていき、

当時の友達とも疎遠になってしまいました。

家庭環境も正直、良くなかったです。(毒親とまでは言いませんが、共働きで家に誰もいない状態でした。)

自分はアダルトチルドレンなんだろうなという思いを常に持ちながら、生活してましたが、そんな窮屈な家庭にいるのが嫌ですぐに家を出ました。

高校卒業後、しばらくして鬱病と診断

そんな不安定な生活をしていましたが、アルバイトにも行けない日があったり、

スーパーなどで人の目を見て話すことができなくなったり、

ファミレスなどで注文ができなくなったりと対人恐怖症になっていました。

親はもう頼れない状況でしたが、当時の彼氏(今の夫)が必死に支えてくれて、一緒に精神科のある病院を受診しました。

そこで告げられたのがやっぱりうつ病ということ。

しかし、当時はあまり真剣に病気と向き合っていませんでした。(服薬も途中で終わってしまいましたし。)

支えてくれた彼氏と結婚、深く考えずに妊娠、さらにうつ病が加速

自暴自棄になった生活を過ごしていましたが、縁があって今の夫と結婚。

すぐに子宝に恵まれましたが、正直、若かった私はもともとうつ病体質であるということを深く考えずに出産しました。(この点は非常に反省しています。)

そして出産した病院も既往歴があるということで大きな病院でしたし、肥満体であることから高リスク妊婦という認定でした。

今後、他の記事にも記載していきますが、この時にも「母乳神話」などによって非常に苦しめられましたね。

出産後、若いからと疎外感。

出産後も若いからと周りのお母さんから浮いた感じで過ごしていました。

私自身も話しかけることができなかったんですよね。

そして、予防接種なども一人ではいけない状態になり、夫に迷惑をかけながら最低限の育児をしていました。

病院には受診していなかった状態ですが、明らかにうつ病という状態でした。

実家近くに戻ったがうつ病は躁うつ病に

そんなうつ病がひどくなっていた頃、夫だけでは無理があると実家の近くに引っ越しました。

しかし、ここでもいろいろな実家ともめ事があり、自分の生きる存在価値が無のようになり、散財するような躁状態になることがありました。

状態が悪くなったため、さすがに…と子どもが2歳になる頃に精神科を受診し、そこでうつ病ではなく躁うつ病(双極性障害)であることを告げられました。

保育ができない状態ということで子どもは保育園に

また保育ができない状態が続いたため、子どもは保育園に入れることになりました。

この保育園に入れるということさえ、やはりうつ病をさらにひどくしたと結果的に思います。

保育園にいるママさんたちは皆さん、働いている人たちばかりなので、私自身がそのお母さん方の中に入ることができなかったのです。

子どもにも友達ができないという悪いことをしたと感じていました。

この点はいつまでも(今現在も)子どもに申し訳なかったと感じている点です。

保育園に入れることができて時間ができた

子どもは3歳の頃に保育園に入れることができました。

最初は治療のため1週間くらいの間隔で精神科を受診していて、朝は本当に起きれず、夜は不眠で3時くらいになったら寝れるという不眠症でした。

子どもの世話もできなくて、保育園に入れたことで少しずつ気持ちが落ち着いてきた部分はあります。

そして、体調が戻り始めた4歳の頃に、最大限に太っている自分の体を見て、ダイエットをしようと気持ちが変化していきました。

うつ病で激太りした時にやった失敗したダイエット

当時、最初は藁にもすがる思いで様々なダイエットグッズに手を出しました。

  • コアリズム セット
  • フィギュアロビクス(チョン・ダヨンさん) セット
  • EMS器具

激太りしていた時はもう双極性障害だったので、散財する症状が出ている躁状態でした。

そして、躁状態の時にはダイエットをするのですが、すぐに鬱になって続かなくなる…というパターンで…。

しかも、そんな大きな金額のものを買ったことに対してまた落ち込むという負のループでした。

体に何十kgものおもりを付けているためか、正直、コアリズムやフィギュアロビクスが続くわけもなく、EMS器具も分厚い脂肪のせいで全く効かなかったような気がします。

うつ病で激太りした時に成功したダイエット

手元に残っている記録ですと2011年8月頃には85.5kg、2012年1月に66kg、2012年6月に56kgとあります。

2012年7月に第2子を妊娠したため、その後は、57~59kgをいったりきたりしていました。

そんな私が激太りを解消し、なんと90kgから55kgまでダイエットを成功させた方法は・・・!

  1. レコーディングダイエット
  2. wii fit
  3. シェイプボクシング
  4. カーヴィーダンス
  5. ダンベル体操
  6. ウォーキング

これら主に6つです。

最初は運動をするのは本当にきつくて、運動のことを考えるだけで憂鬱になっていたので簡単なゲームみたいなものを取り入れました。

あすけんというアプリ・サービスを使って食べたものを記録したりしていましたが、極端に食事を減らした生活は頭に栄養が回らなくなるせいか、うつがひどくなったので、極端な食事制限は途中で中断しました。

そして運動を習慣的に生活に取り入れると不思議と憂鬱な気持ちが芽生えにくいことに気づきました。

結果として、ダイエットはやはり適度な食事、適度な運動がオススメなんです。

運動をすることで適度に疲れるせいか、不眠症は改善していきましたし、たっぷり寝ると朝も起きられるようになって睡眠薬はいらなくなりました。

ダイエットを成功させたと思うこと、1つ1つを継続できたメリットなどについて解説していきます。

レコーディングダイエット:手軽度

かれこれ10年近く前から流行っているレコーディングダイエットですが、これは体重が激太りした人にオススメです。

自分がどれだけのものを食べているのか、ちゃんとチェックする必要があるからです。

激太りした原因は大体、運動不足というよりもむくみであったり、カロリーオーバーであったりします。

特に私はうつがひどいと不安な気持ちを抑えようと過食に走る傾向にありました。

その過食を抑えるためにも客観視できるレコーディングダイエットはオススメです。

最初は、そんなに難しく考えないで、自分がどれだけのものを食べたのか、体重はどれくらいなのかということをメモしていくといいでしょう。

今では「あすけん」などいろいろなアプリが出ているので是非活用してみてください。

wii fit:お手軽度

うつ病で激太りした時に最初に活用したのは、wii fitというゲームソフトです!

今は、メジャーなゲームではありませんが、wii fitはヨガやながら踏み台昇降、ながらジョギングなどがあって、運動をするとコインがもらえるなど、目視できるためモチベーションを維持できました。

今でいえば、『リングフィットアドベンチャー』に似ている感じで、無理なく運動する習慣を付けられます!

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シェイプボクシング:お手軽度

wii fitで基礎体力がついたら、シェイプボクシングというこちらもwiiのゲームソフトでエクササイズ(有酸素運動)を取り入れました。

音楽に合わせてボクシングをすることでそれほど苦ではなく、有酸素運動ができましたが、正直、最初の頃は身体が重くてついていくのに必死でした。

これは今でいうところのニンテンドーswitchのフィットボクシングですね。

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フィットボクシングはリングフィットアドベンチャーよりも品薄ではないため、体力にほどほど自信がある!という人にオススメです。

カーヴィーダンス:お手軽度

徐々に体重が落ちてきて、体重を減らすだけのダイエットよりも体を引き締めるボディメイクに力を入れた時に活用したのがカーヴィーダンスです。

DVDを見て先生のマネをするだけで、ウエストはみるみる細くなっていきました。

しかし、DVDを見ながら出ないとできないことや家族の前だと恥ずかしくてできないことなどを加味するとお手軽度は★2にしました。

ダンベル体操:お手軽度

ダンベル体操は、体力が落ちていったうつ病の頃には最適でした。

最初は、1kgのダンベルでできるだけ負荷を軽くして、気軽にできるように設定しました。

体力がついてくるとダンベル体操は非常に効果的に筋肉を付けることができましたが、習慣になるまでなかなか厳しい…。

そこでお手軽度は★2です。

ウォーキング:お手軽度

ダイエットを続けていく中で、最終的に落ち着いたのは、ウォーキング+レコーディングダイエット+ダンベル体操です。

ダンベル体操で筋肉を付け、ウォーキングという有酸素運動で脂肪を減らす。

レコーディングダイエットでは、自分がどれだけ摂取しているかを把握して、できるだけ動く!=消費カロリーを増やすということを考えていったら自然とするすると体重は減っていきました。

ただ、Maxに太っていた頃は外を歩くのが恥ずかしい!と思っていたので、お手軽度は★2です。

最終的にうつ病の人は外でウォーキングをスタートできるようになれることを目標にするといいかもしれませんね。

今は若干、リバウンド気味なので、ウォーキングがしにくい状況ですが、この記事をきっかけにさらに頑張りたいです!(私自身)

うつ病で激太りしたらどうすればいい?

うつ病で激太りした人は、まずは気持ちを落ち着けることをお勧めします。

今すぐに痩せる方法は残念ながらありませんが、ちょっとずつでも確実に痩せることができます。

うつ病特有の焦燥感から早く痩せなくちゃ、私の存在価値がない…という風に思うかもしれません。

しかし、焦らないで着実に自分のできるところからやっていきましょう。

病院だけの治療ではうつ病は完治しない

病院の先生は病気を治すことが先決だよ?なんていうかもしれません。

太っている苦しみなんてわかってくれるわけはありません。

私も太っていることを告げたら防風通聖散を処方され、たくさんの薬とともに防風通聖散の副作用のせいで、

むくみがどんどんひどくなり、普通の靴が履けなくなり足がパンパンになりました。(いつもビーチサンダルみたいなのを履いていました。)

正直、薬だけでうつ病は完治できないと思っています。

だからといって薬をすぐにやめるのは危険行為です。

反動でうつがひどくなる可能性があるので絶対にやめてください。

自分の本当のコンプレックスを解消しないとうつ病は完治しない

うつ病になった経緯は、人それぞれだと思います。

主婦だったらママ友との人間関係だったり、太っていることへの自己嫌悪だったり。

会社員の方だったら仕事のストレスなど。

でも、うつ病って結局、脳の考え方というか方向性なので、うつ病になりやすい人っていうのは仕方ないのだろうと思っています。

私自身、すぐに落ち込んでしまう気質は変わっていませんが、前のように朝が起きれない、つらい、ここからいなくなりたいといった気持ちを長期間持つことはなくなりました。

私のおおもとのうつ病の原因はおそらく『太っていること』だと思いました。

親からの愛情不足など様々な起因はありましたが、それは変えられない事実ですので変えられることができるコンプレックス=「体重」を減らすことに努力したのです。

そうすると体重が減ることによって自分自身への自信がついたのか、自然とうつ病は良くなっていきました。

体重55kgを切った頃、主治医から寛解(完治)といわれた

体重を55kgを切った頃、主治医から双極性障害に関して寛解(≒完治)といわれました。

焦燥感や不安、不眠症といった症状や躁の症状(散財や多弁など)も落ち着き、平穏な感じになっていったからだと思います。

お薬も減薬していけて、第1子出産から約6年後、やっと第2子を授かることができました。

うつ病を再発させないために

そして、私は自分を許すことにしたのです。

やらなければいけないことをやったら休んでいいと自分の中でおまじないのように唱えます。

幸いの事に仕事は自由の利く個人事業主で行っているため、時間に対しては自由が利きます。

主婦業・母親業でつらいことがあっても、〇〇したら〇〇していい。というようなルールを作ったのです。

頑張ったら休んでいい。そういう風に自分を許すことがうつ病の改善につながると思っています。

うつ病で激太りした時についてのまとめ

正直、今回だけでは、うつ病のときに激太りしたことに関しての解説はまだまだ足りないって思っています。

そして、私自身、やっとうつ病だったことに対して、こうやってブログに載せることができるようになりました。

うつ病に対して自分自身の気持ちに整理がついたという節があります。

うつ病ってナーバスな話題なだけに、現実の世界では悩みを打ち明けることができませんからね、いろいろと調べてしまいますよね。

ただ言えるのは、うつ病自体の症状はダイエットをすると改善するということです!

正直、ダイエットといっても、食事制限だけではだめです。(過激な栄養不足はうつ病がひどくなると思っています。)

やっぱり運動を取り入れると憂鬱な感じがまぎれるんですよね。

今は、YouTubeなどで自宅にいながらも運動ができる時代になりました。

是非、うつ病で家から出られない!という人でも、気軽に続けられる運動を習慣に取り入れてみてください。

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